流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本NCR/山形県の老舗百貨店にクラウドサービス提供開始

2012年01月04日 / IT・システム経営

日本NCRは2011年12月27日、百貨店システムのクラウドサービスを山形県の老舗百貨店である大沼で採用が決定し、2012年秋稼動予定と発表した。
<百貨店システムクラウドサービス>20120104ncrryutsu.jpg
大沼ではクラウドサービスについて、「IT費用削減と経費の平準化」、「人材有効活用」、「業務の共通化」を達成でき、さらなる事業の発展に貢献できると判断し、採用を決めた。
クラウドサービスは、長年携わった百貨店業務への実績とシステム構築実績を活かして、サービスの導入から利用開始後の運用管理、運用支援まで一括して請け負うもので、百貨店業務に必要な基本機能を揃えており、利用システム範囲は各社の要件に合わせて選択可能となっている。
従来、ハードウェア・ソフトウェアへ個別に投資し、システムも自社運用としていたが、初期投資に莫大な費用を要し、運用のために過大な負荷がかかっていた。
自社でシステムを設計・構築せずにクラウドサービスとして必要な部分を利用することで、初期投資の大幅な負担軽減ができるとともに、ランニング費用の経費化と平準化が行え、総IT費用も削減することが可能となる。
サービスを利用することで、自社システムの管理・運用業務から解放され、本業に専念できる。
日本NCRでは、同様の課題を抱える地方百貨店各社に対して、積極的にクラウドサービス導入を支援していく。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧