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寺岡精工/顧客参加型チェックアウトシステム提案

2011年02月28日 / IT・システム

寺岡精工は、レジでの商品登録業務と精算業務を分離した新型チェックアウトシステムを本格展開した。
<ウェブスピーザとキューキャッシャーの使用例>20110228teraoka.jpg
システム名称はWebSpeeza(ウェブスピーザ)&QCashier(キューキャッシャー)。商品登録から支払いまでのレジチェックアウト業務を分析した結果、顧客がお金を支払う精算業務に時間がかかっていることに着目した新システム。
商品登録はスーパーマーケットの従業員が行い、現金などでの精算業務に専用端末を導入。会計業務をセルフ化することでレジ待ち時間を大幅に短縮することができるという。
「病院などでは、すでにセルフ会計が浸透しているため、高齢者でも一度、使い方が分れば抵抗なく使える」(同社)。
2010年秋に神奈川県横浜市に開店した「スマイル・ワン ベイタウン本牧店」に実験導入。2月8日から10日に、東京ビッグサイトで開かれたスーパーマーケットトレードショーで、新システムの説明会を開催した。
説明会では、「精算業務を分離することで、チェッカーは商品登録業務に専念でき、金銭受渡による違算がなくなるため、チェッカー業務が効率化した」などの実際の店頭での使用例も紹介した。
寺岡精工では、このほかにハンディターミナルを活用、レジでの精算待ちの顧客のかごの商品を直接スキャニングし、商品登録業務をレジ待ち時間に行う「WizQR」システムも提案。レジ採算業務の効率化提案をしている。
問合せ寺岡精工リテイルイノベーション事業部TEL:03-3752-0891

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