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寺岡精工/純水造水装置の放射性物質除去能力を測定

2011年04月06日 / 商品

寺岡精工は3月31日、逆浸透膜ろ過を用いた純水造水装置「ECOA」の放射性物質除去能力について発表した。

ECOAは水道水をろ過して純水を造水する装置。3月26日から、福島県飯舘村役場の協力を得て放射性物質を含んだ同役場の水道水を原水としたECOAのろ過能力測定を実施した。

3月28日に原水とろ過した水を株式会社化研・水戸研究所に持ち込み測定を実施した。原水の放射性ヨウ素が350~600Bq/kgで、放射性セシウムは10~32Bq/kgであったが、ろ過した水からは放射性物質は検出されなかった。

ただ、あくまで測定結果は検出最低値以下であってゼロとなったとは言い切れないという。

同社は、「ろ過水の飲用の可否については、行政機関の発表を踏まえて判断していただきたい。当局が判断する原水の飲用可否に準じてECOAの使用可否判断をしてもらいたい」としている。

■ECOA(逆浸透膜ろ過を用いた純水造水装置)の放射性物質除去能力について
http://www.teraokaseiko.com/news/topics/11_3_30/index.html

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