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ピザハット/Webオーダーシステム再構築

2011年07月23日 / IT・システム

富士通は7月22日、日本ケンタッキーフライドチキンが展開するピザチェーン「ピザハット」のWebオーダーシステムの再構築を受注し、全国360店舗で本稼働したと発表した。
<ピザハットWebオーダーシステム図>20110722fujitsu.jpg
同システムのプラットフォームは富士通のPCサーバ「PRIMERGY」、ミドルウェアには「Interstage」を導入しており、これまで同社が培ってきた流通業の顧客へのノウハウを最大限に活用したSI技術により、セキュリティの高い安心安全なWebオーダーシステムとしている。
これにより「ピザハット」は、オンラインオーダーで、ピザチェーン業界で初めて24時間予約オーダーの受付を可能とした。また、クレジット決済や共通ポイントカード「Ponta(ポンタ)」の利用が可能になった。
さらに、新たに開始した「おトク計算」機能により、顧客が注文した商品に対し、割安のセット商品やお持ちのクーポンから最適な組み合わせを見つけることで、より付加価値の高いサービスができるようになった。
「ピザハット」は、今回の新システム導入により、オンラインオーダーの利便性を高めることによって顧客満足度の向上をはかり、今後3年間でWebでの会員登録者数200万人を目指す。オンラインオーダーの比率が高まることにより、情報分析や顧客への最適な情報提供などマーケティングの強化につながり、より多くの顧客に対し、「お得」な情報を提供するとともに、迅速に届けることが可能と、としている。

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