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イオン/10月の連結売上4.9%減の4029億円

2009年11月26日 / 月次

イオンが11月26日に発表した10月の連結営業概況によると、連結売上高は前年同月比4.9%減の4029億円となった。

店舗状況では、SMを6店舗開店する一方5店舗を閉店した。GMはを1店舗を開店し1店舗を閉店したため月末店舗数はGMS605店舗、SM1254店舗、SuC33店舗となった。

月次売上高(全店)で前年実績超となったのはイオン北海道(0.3%増)、マックスバリュ東海(21.9%増)、マックスバリュ中部(2.7%増)、マックスバリュ西日本(0.2%増)だった。

他は軒並み減少し、イオンリテールは4.9%減、イオン九州2.8%減、マイカル4.3%減。マックスバリュ北海道3.7%減、マックスバリュ東北2.1%減、ミニストップ2.8%減、イオンファンタジー9.6%減、ブルーグラス28.3%減、コックス14.2%減となった。

10月はシルバーウィークや行楽などの需要に対応し、インフルエンザ対策、暖房関連商品の販売を強化。全国のジャスコ、サティなどで「円高還元」緊急セールを実施した。平均気温が高めに推移したことや、台風の影響もあり、衣料を中心に売上は伸び悩んだ。プライベートブランドのトップバリュは堅調で、特に機能性肌着やフリースが好評だった。

また、グループ全体で取組む低価格化が顧客の支持を得て、GMS事業、SM事業で買上点数が伸び、SM事業では前年の売上を上回った。ディベロッパー事業は堅調に推移した。

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