流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イオン/8月のグループ総売上高は3.8%増

2008年10月02日 / 月次

イオンは9月30日、8月のグループ営業状況を発表した。それによると、グループ総売上高は4554億円(前期比3.8%増)となった。

8月の主な動きでは、マックスバリュ東海が8月1日、静岡県浜松市などで14店舗の食品スーパーを展開するシーズンセレクトの全株式をエコスより取得し子会社化した。また、イオンが8日、京都市などでドラッグストア・調剤薬局を展開するシミズ薬品と業務・資本両面で提携した。

8月の営業概況は 食品などで展開するプライベートブランド「トップバリュ」商品が好評で売り上げ増に寄与したほか、この影響でスーパーマーケット事業は堅調に推移。反面衣料品や住関連商品は伸び悩み、総合スーパー事業は低調に推移した。同月の売上で全店・既存店ともに前年比を上回ったのはマックスバリュ東海(全店14.4%増、既存店1.4%増)、マックスバリュ中部(全店23.8%増、既存店0.1%増)、マックスバリュ西日本(全店9.3%増、既存店1.8%増)、ミニストップ(全店6.7%増、既存店3.4%増)。全店売上高ではイオン北海道(32.7%増)、イオン九州(21.5%増)、マックスバリュ北海道(29.9%増)が前年実績を上回った。

マイカル(全店0.5%減、既存店0.2%減)、ブルーグラス(全店17.1%減、既存店15.3%減)、コックス(全店4.6%減、既存店15.2%減)、イオンファンタジー(全店2.7%減、既存店9.2%減)は全店、既存店ともに前年実績を下回った。

出退店状況では、同月は総合スーパー3店が開店、2店が閉店。スーパーマーケットは7店舗が開店、2店が閉店しスーパーセンターは開店・閉店はなかった。累計店舗数は総合スーパー600店舗、スーパーマーケット1219店舗、スーパーセンター30店舗となった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧