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ナイスクラップ/アウトレット売上増で総利益率低下、営業利益28.5%減

2008年12月14日 / 月次

婦人服の製販・企画を手掛けるナイスクラップ(東京都渋谷区)が12月12日に発表した2009年1月期第3四半期決算によると、売上高は94億8000万円(6.6%増)、営業利益3億3800万円(28.5%減)、経常利益3億5300万円(30.4%減)、当期利益1億6200万円(25.0%減)となった。

同期の売上増は主にアウトレットショップが好調だったため。営業利益の低下は、アウトレットショップの販売増に伴い売上構成比率も上昇したため、売上総利益率が1.2ポイント低下したことなどが原因という。また、人件費増により販売費・一般管理費も7.7%増加したことも影響した。さらに、店舗退店の固定資産除却損5200万円、解約金1600万円、不採算店舗・閉店予定店舗の減損損失4000万円が加わったため、利益面に大きく影響した。

通期は売上高127億円(3.1%増)、営業利益5億4000万円(23.1%減)、経常利益5億6900万円(22.9%減)、当期利益2億8400万円(26.6%減)と増収減益が続く見通しとなっている。

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