流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





マキヤ/売上高3.9%減、営業利益28%減

2010年05月11日 / 決算

マキヤが5月11日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は617億1700万円(前期比3.9%減)、営業利益7億8600万円(28.0%減)、経常利益9億800万円(27.6%減)、当期利益2億2100万円(41.1%減)となった。

2010年3月期は6店舗を出店する一方、4店舗を閉店した。また、連結子会社のオオタ山邦が3月末付で連結対象外となった。総合ディスカウント店、業務用食料品販売店などの売上高は、新店の寄与などで前年を上回ったものの、食品スーパーは食品業界の競争環境が激化したため、売上高は前年を下回った。

利益面では、効率的な店舗運営、精肉のプロセスセンター化などで生産性の向上に努め、価格競争力も高く利益性も見込める商材の調達などに努めた。しかし、これらの効率化の効果は中長期的に現れること、新店の初年度の出店諸掛りなどで粗利益額の減少全てを吸収することはできなかった。

来期は売上高605億円(2.0%減)、営業利益9億2000万円(17.0%増)、経常利益11億5000万円(26.5%増)、当期利益5億円(126.0%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧