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ビール酒造組合/8月は国産ビール前年比14.7%減

2008年09月11日 / 月次

ビール酒造組合は9月10日、8月分のビール市場動向レポートを発表した。それによると、加盟企業5社の国産ビール課税移出数量は、31万897kl、2455万7000函で前年比14.7%減となった。輸入ビールの課税引取量は1125kl、8万9000函で15.2%増。国産と輸入ビールを合計すると、31万2022kl、2464万6000函となり、14.6%減となった。

2008年1-8月の累計国産ビール課税移出数量は210万194kl、1億6589万2000箱で7.0%減。輸入ビールの累計課税引取量は7706kl、60万9000函で6.9%増。国産・輸入の合計は210万7900kl、16万6501函で7.0%減となった。組合では、国産ビールが8月に需要が減少した原因は大雨など天候不順のためとしている。

用途別の販売動向では、8月単月の実績で業務用が11.6%減、家庭用が16.7%減。1-8月の累計実績では、業務用が4.2%減、家庭用が9.2%減となり、合計すると7.0%減となった。中元用ギフトセットの動向では、8月単月で20.5%減と落ち込みが激しく、6-8月の累計でも7.2%減となった。

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