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ロート製薬/百貨店向け化粧品を事業化、中国でも販売

2009年05月26日 / 月次

ロート製薬は5月22日、ビューティー事業を拡大し、百貨店専用の新ブランド「episteme」を9月2日国内百貨店で発売すると発表した。2010年1月には中国でも発売し、アジア全域へ展開する意向。

新ブランドのepistemeの由来はギリシャの哲学用語からで、従来培ってきた「知力」を結集し開発、専門的な「知識」をつけたスキンコンサルタントが「知性」あふれる女性達に届けるという意味合いを込めて命名された。

開発に当たっては米ベンチャー企業のダイナミス・セラピューティクス社など、国内外の機関と共同研究しエイジング研究を推進。これまでの研究成果を踏まえ開発した。エイジング肌の原因に着目したスキンケア製品のほか、サプリメント・ドリンクなど18品目を取り揃え、コアターゲットとして30代後半~40代を中心とした女性を見据えている。

epistemeは従来のドラッグストア中心の展開と異なり、百貨店専用ブランドとして百貨店に専用カウンターを設け販売する。百貨店内にカウンターを設け対面販売するのは今回が初めてという。まず9月2日に伊勢丹新宿店と高島屋大阪店に専用カウンターを開設。

その後、店舗を拡大し、全国の主要都市の百貨店へ拡大していく。平行してスキンケアサロン「ザ・エピステーム」を東京・浜松町に9月2日に開設する。百貨店カウンターではできない肌診断や有料のトリートメントなどの深いサービスを提供し、他の機能性化粧品も展示する。

これらに加え、ことし3月に上海市に成立した新会社で2010年1月にepistemeブランドを発売する。

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