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ロート製薬/中国の化粧品輸入販売子会社を解散

2014年02月07日 / 経営

ロート製薬は2月7日、中国で化粧品の輸入販売や美容サロンの経営を手がける完全子会社を解散すると発表した。3月末に営業を終了し、12月末に清算を完了する予定。

解散するのは、「エピステーム・トレーディング(上海)」。2009年3月、上海市に設立し、2010年1月から営業してきた。

上海市、北京市などの高級百貨店に進出し、同社のアンチエイジング化粧品「エピステーム」の輸入販売を行うほか、上海、北京でエステティックサロンを開設、4年間事業展開してきた。

しかし、現地において世界の有力ブランドとの競争が激化するなか、将来に向けた収益確保が困難と判断、清算に踏み切った。

「エピステーム」はこれまで、日中両国で展開してきた。今回の子会社清算に伴い、中国での販売を一時中止するが、国内での販売は続ける。

清算に伴い、4~12月期決算に損失見込み額1億3000万円を特別損失として計上した。

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