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松屋/衣料品の苦戦などで7月の売上高は14.8%減

2009年08月03日 / 月次

松屋(2009年2月期売上高:901億円)が8月1日に発表した7月の売上速報によると、売上高は銀座本店が前年同月比15.4%減、浅草支店が12.0%減と減少し、合計売上高は14.8%減となった。

銀座店では、売上の核となるクリアランスセールと中元商戦は、不透明な景況感を背景に単価が上がらず低調に推移。2階フロアは「プラダ(全区画)」・「ミュウミュウ」がオープンし、松屋限定商品も登場した。人気催事の「鉄道模型ショウ」は連日賑わい、食品部門では399円の弁当を限定販売するなどして売上を伸ばしたが、主力の衣料品が振るわず全体では前年を下回った。

浅草支店では、隅田川花火大会などがあったものの、来客数は前年実績割れとなった。食品部門はギフトセンターが終盤にかけて好調に推移したが、前年実績に今一歩届かなかった。衣料品・雑貨部門ではクリアランスセールを中心に苦戦。一方呉服・宝石は予算・前年とも前年実績を達成した。

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