高島屋／4月のグループ売上高3.0％減

2010年05月01日／月次

高島屋（2010年2月期売上高:8777億円）が5月1日に発表した4月の店頭売上速報によると、高島屋単体（14店舗）の売上高は前年比2.9％減、国内百貨店子会社を含む18社の売上高は3.0％減となった。

天候不順により衣料品が苦戦したが、高額品、食料品などが前年を上回り、前月とほぼ同水準となった。大阪店は今月も順調に推移し、堺店･和歌山店を除いた

店舗別では、大阪店が3月2日の増床第1期リニューアルオープン効果が続き、大阪店単独ベースでも1.6％増と2か月連続で前年比プラスとなった。岡山店では新たに営業施策の強化をはかり、前月より前年比のマイナス幅が大きく改善した。

また、新宿店は4月23日に新規テナントが開業した効果もあり、23～25日の3日間で売上が前年比2桁増来店客数が同3割増となり、月末にかけて売上が伸張した。

商品別では､天候不順の影響が大きく紳士服・婦人服などが前年に届かなかったが、時計を中心とした宝飾品、美術品などの高額品や食料品などが前年比プラスとなった。

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