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J.フロント/4月の大丸松坂屋百貨店売上は2%減

2010年05月01日 / 月次

J.フロントリテイリング(2010年2月期売上高:9825億円)が5月1日に発表した4月の売上速報によると、大丸松坂屋百貨店合計は1.6%減だった。直営店舗以外を含めた百貨店事業合計では2.0%減だった。

4月22日に改装オープンした京都店が好調にスタートし、心斎橋店北館効果もあってヤング・ヤングアダルト向け婦人服が堅調に推移した他、食料品、美術・宝飾品などの高額品も堅調に推移したものの、例年にない気温低下の影響により婦人・紳士衣料品や婦人雑貨の春物商材が不調であった。

店舗別では、札幌店が婦人服をはじめ全商品分野で好調を維持し8か月連続で前年を上回った他、前年北館がオープンした心斎橋店、メール会員販促が好調であった東京店など、計7店舗が前年を上回った。

大丸は心斎橋店は29.4%増、須磨店が13%増、札幌店8.6%増、松坂屋じは名古屋店9.4%増、上野店3.4%増となった。

京都店は改装工事影響があったものの、オープン後は、「うふふガールズ」を導入した婦人服や婦人靴、食料品などを中心に好調に推移し、前年実績を確保した。

■月次グラフ(松坂屋)
https://www.ryutsuu.biz/month/c0411004.html

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