ツルハHD／6－8月売上高8.8％増、営業利益23.3％増

2010年09月16日／月次

ツルハホールディングス(2010年5月期売上高：2797億円）が9月16日に発表した2011年5月期第1四半期決算によると、売上高は770億3100万円（前年同期比8.8％増）、営業利益43億2900万円（23.3％増）、経常利益45億200万円（23.2％増）、当期利益23億9900万円（24.3％増）となった。

商品別では、医薬品178億1200万円（7.2％増）、化粧品157億6100万円（9.8％増）、雑貨237億2800万円（9.4％増）、育児用品33億300万円（1.6％減）、その他156億700万円（9.8％増）。

15店舗を出店、７店舗を閉店し期末直営店舗数は913店舗となった。

昨年6月に施行された改正薬事法により、異業種参入や業務・資本提携、M&Aなどの生き残りをかけた企業の統合・再編が加速するほか、競合他社の出店や価格競争の激化した。

効率的な資格者の配置見直しにより前年度から営業時間を延長した店舗の売上のほか、カウンセリングを主体とした接客サービスの徹底および節約志向に対応した販促策などの実施により、昨年流行した新型インフルエンザによる関連商品の反動減が見られたものの、既存店売上高は好調に推移した。

通期は、売上高2921億7900万円（4.4％増）、営業利益129億6400万円（5.7％増）、経常利益135億5800万円（4.9％増）、当期利益69億3300万円（5.7％増）の見通し。

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