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ツルハHD/6-11月接客サービス、品揃え見直しで増収増益

2010年12月21日 / 決算

ツルハホールディングス(2010年5月期売上高:2797億円)が12月21日に発表した2011年5月期第2四半期決算によると、売上高は1515億4400万円(前年同期比7.1%増)、営業利益81億5400万円(9.8%増)、経常利益85億3500万円(9.6%増)、当期利益44億4100万円(6.9%増)となった。
部門別売上高は、医薬品181億5800万円(2.5%増)、化粧品144億100万円(6.9%増)、雑貨228億7000万円(8.7%増)、育児用品32億3600万円(1.1%減)、その他150億5600万円(2.0%増)となった。
昨年流行した新型インフルエンザによる関連商品特需の反動による売上の減少をカバーすべく戦略的な営業施策を実施した。 
カウンセリングを主体とした接客サービスの徹底と節約志向に対応した販促策や陳列の工夫、売れ筋商品の適確な把握による品揃えの見直し、高利益率商品の推奨販売、効率的な資格者の配置による営業時間延長実施店舗を増やしたことが功を奏した。
猛暑による関連商品の需要押し上げ効果があったことなどから、既存店売上高は好調に推移した。 
35店舗の新規出店と10店舗の閉店を実施、期末のグループ店舗数は直営店で930店舗となった。
通期は、売上高2980億1300万円(6.5%増)、営業利益141億300万円(15.0%増)、経常利益147億9800万円(14.5%増)、当期利益76億8900万円(17.3%増)の見通し。 

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