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サークルKサンクス/3月の既存店日販5.5%増48万6000円

2011年04月12日 / 月次

サークルKサンクス(2010年2月期売上高:1941億円)が4月12日に発表した3月の月次営業報告によると、既存店の日販は48万6000円(前年同期比5.5%増)、来客数は783人(2.2%減)、客単価は620円(7.8%増)となった。
全店売上高は5.9%増、日販は48万2000円(6.5%増)だった。
サークルKサンクス本体で7店を開店、24店を閉店したため、月末店舗数は4984店舗となった。
エリアでは1店を開店、1店を閉店し、月末店舗数は1273店舗だった。本体とエリアを合わせた店舗数は6257店舗とだった。
99イチバは1店を開店、閉店はなく、店舗数は62店で、総月末店舗数は6319店舗となった。
3月11日の東日本大震災に伴い、東北地域の既存店売上高は減少した。一方、首都圏を中心としたまとめ買い需要の高まりを受け、既存店平均客単価は上昇した。この結果、東北地域以外の売上が伸長したことにより、既存店売上高は前年を上回った。
震災後の商品状況としては、ミネラルウォーターやカップ麺などの加工食品、電池や紙類などの日用雑貨等が大きく伸長した。たばこ増税に伴う売上伸長に加え、日本たばこ産業の出荷一時停止を受け、たばこの売上は前年を大きく上回った。一方、各種イベントの中止などにより、チケットの売上が伸び悩んだことから、サービスは前年を下回った。
地震の発生直後から、被災地への緊急支援物資の提供を行ったほか、店舗への商品供給や物流ルート確保に全社を挙げて取り組んだ。東北と関東地方の一部工場や配送センターの被災、食材不足や計画停電などの影響により商品・サービスの安定供給に支障が出たが、店舗の営業、商品供給体制は整いつつある。
4月8日現在の店舗の営業状況は、東北と関東地方の全2025店舗のうち、11店が休業している。

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