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日本百貨店協会/9月の売上0.2%減の4338億円

2012年10月22日 / 月次

日本百貨店協会が発表した9月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象86社・249店舗)の売上総額は約4338億円(前年同月比0.2%減)となり、5か月連続のマイナスとなった。

9月は月初から中旬まで続いた記録的な残暑の影響で、本格展開がスタートした主力の秋物衣料が月の前半低調に推移したほか、2度にわたる台風や大雨など天候不順の影響から入店客数も伸び悩んだ。

一方、UV対策や改装・新ブランド効果が背景にある化粧品が活況に推移したほか、好調さに一服感が見えていた高級時計や宝飾品等の高額商材も再び増勢を取り戻したが、前半秋物衣料の不振を全てカバーするまでには至らず、最終的には前年実績を若干割り込む結果となった。

地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10都市売上動向は0.3%増で5か月ぶりのプラス。

北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は1.3%減で6か月連続のマイナスとなった。

衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目では、身のまわり品が5か月ぶり、雑貨が3か月ぶりのプラス。マイナスは衣料品、家庭用品、食料品。

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