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銀座三越/免税売上、約2.8倍

2014年10月22日 / トピックス月次

銀座三越の10月1日から直近までの外国人旅行者向けの免税手続き売上高が、前年同期比で約2.8~2.9倍となった。

<銀座三越>
銀座三越

村上英之三越銀座店店長が22日、松屋銀座で開いた「第7回 GINZA FASHION WEEK」の会見で明らかにした。

10月1日から、新しい消費税免税制度が開始され、同店では、免税カウンターの機能強化や外国語が話せる従業員の増員などを行っていた。

銀座三越は、8月の外国人旅行客向けの売上構成比で9.1%の実績があり、免税制度改正により売上増加効果が大きい店舗とみられていた。

村上店長は「売上数値は、免税対象品目が増えたことにより、これまで補足できていなかった食品などの売上が計上された面もある。客数も伸びているが、客単価は変わっていない。食品は思ったほど伸びていないが、高額商品はこれまでよりも増加している」と語った。

中国の祝祭日である国慶節が10月1日~7日にあり、国慶節の売上も好調だった。今後、売上動向を分析し、さらに外国人旅行者向けの情報発信などを強化するという。

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