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H2Oリテイリング/9月の連結売上3.5%減、スーパー事業は2.9%増

2009年10月19日 / 月次

エイチ・ツー・オーリテイリング(2009年3月期売上高:5095億円)が10月15日に発表した9月の営業概況によると、連結合計売上高は前年同月比3.5%減で、百貨店事業は2.1%減、スーパーマーケット事業は2.9%増となった。

事業別にみると、百貨店事業では阪急うめだ本店のⅠ期棟が9月3日に開業。売場面積は縮小したが限定商品を含め、品ぞろえを充実させた特選品やスイーツが売上を牽引し順調なスタートを切った。

阪神梅田本店では改装効果に加え、売上、集客力ともに高い大型催事を開催したことが奏功し、売上は好調に推移した。後半は両店ともに自社カード顧客向けの施策を実施し、ファッションカテゴリーを中心に堅調に推移。

スーパーマーケット事業では、食品スーパーの客単価のダウンが影響し、既存店売上は前年実績に届かなかった。9月に生鮮売場を中心に改装を行った4店舗や、新店の千里中央店(7月開業)、御影店(8月開業)の売上は好調に推移した。

製造事業では阪急うめだ本店のⅠ期棟オープンにともない、阪急デリカ、阪急ベーカリー、豆狸の合計4店舗がリニューアルオープンした。

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