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イオン/生活雑貨大型専門店を新展開

2010年04月17日 / 店舗

イオンは4月24日、生活雑貨の大型専門店「R.O.U」(アール・オー・ユー)を、イオン津田沼ショッピングセンター(千葉県習志野市)とイオンレイクタウン「kaze」ゾーン(埼玉県越谷市)にオープンする。

グループで運営するショッピングセンター内でアンケート調査を行ったところ、生活雑貨の商品について多様なデザインや種類を求める声が寄せられた。同社は「国内には多くの雑貨専門店が存在するが、イオンのSCの主要な顧客である30代の女性に満足してもらえる旬のスタイルや道具を取りそろえる店はあまり見あたらない」と判断。

機能的と便利を追求しながら、日常使いで愛着や感動を感じられるものを暮らしに提案する生活雑貨専門店をグループのモール型SCに出店することにした。

今後イオンのSCを、付加価値を持つ商品をそろえる専門売場へと革新するために、同業態を専門店事業の担い手として、イオングループの中で育成していく。「R.O.U」の専門店運営ノウハウを体内化することによって、自転車やパンドラハウス(手芸品)売場などのGMS売場のスピンオフ化を図り、専門店として展開する。

「R.O.U」を年間5~7店、グループ運営のモール型SCに約2000㎡の売場を持つ準核店舗として出店する。30代女性顧客にターゲットを絞った生活雑貨をそろえるとともに、ジャスコなどSCの核店舗であるGMSの住居余暇商品売場で家族向けのライフスタイルを提案。SC全体の魅力とワンストップショッピング機能を高める考えだ。

R.O.Uは商品の仕入れを販売スタッフが担当する「仕入販売員」制度を導入する。販売スタッフは、雑貨アイテムが好きな女性が中心。顧客に毎日接する販売スタッフが、商品をセレクトし売場をつくり、顧客のニーズを直接反映したきめ細かな品ぞろえを実現する。

各カテゴリーごとにコーナー展開する「ショップ・イン・ショップ」を採用し、他の雑貨店との差別化を図る。具体的には、「Nail Nouveau(ネイルヌーボー)」という名称のネイルサロンをビューティーケア売場に設置するなどの取り組みを行う。

アイテムをおもに4つのカテゴリー(文具、ビューティーケア、家庭用品、バラエティ雑貨)で展開する。

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