流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





セブンイレブン/環境配慮型店舗を多摩市に開店

2009年08月28日 / 店舗

セブン-イレブン・ジャパンは8月28日、東京・多摩市に31日、環境配慮型店舗「セブン-イレブン 多摩豊ヶ丘4丁目店」を開店すると発表した。

最新鋭の省エネ設備を導入するもので、太陽光発電を装備し、太陽光を店内にふんだんに取り入れ、昼間の照明を消すなどエネルギーロスの少ないシステムを構築し、削減電力量は2008年度比で約30%(約5万3000kWh/年)削減できる見込み。

直流(太陽光発電)から直流(LED照明)で消費して、直流から交流に変換するロスのない仕組みを採用し、太陽光で発電した電力は蓄電や売電はせずに、店舗内で使い切る。

太陽光発電を優先し、不足分を商用電力が補い、直流と交流を自在にコントロールできる。天候や時間帯に合わせて自動で最適な室内照度を保つ。必要以上の消費エネルギーを削減する。

店舗の空間全体で省エネを図る仕組みも考案。LED照明や太陽光の反射を考慮して内装デザイン(内装材)を採用し、温かみのある床(セラミックタイル)を使用。フロントガラスについても断熱ペアガラスを導入する。
 
このほか、設備什器の照明をLED化、冷凍冷蔵庫の室外機から出る排熱を利用した給湯設備を導入。冷凍冷蔵庫のドアから霜取りヒーターを撤去(特殊ガラスの対応)し、省エネ型の空調設備を導入する。従来のダクト型の空調から省エネ型の天井カセット式空調に変更する。省エネ型換気システムを導入し、全熱交換機を採用する。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧