楽天／中国でインターネット・ショッピングモール開始

2010年10月19日／店舗海外

楽天は10月19日、中国の検索サイト大手の百度との合弁による中国のインターネット・ショッピングモール「楽酷天」を開業した。

「楽酷天」は、「楽天市場」同様、B2B2C型のインターネット・ショッピングモールであり、出店店舗から消費者への商品の直接販売を可能にするプラットフォーム。

服飾やアクセサリー、家具、家電、デジタル機器、ベビー用品、化粧品など幅広い商材を取り揃える。

日本の楽天市場で好評のセールイベント「お買い物マラソン」やポイントプログラム、送料無料キャンペーン、ラッキーくじなどの各種マーケティング施策も積極的に展開する予定だ。

「楽酷天」は、日本の「楽天市場」や楽天グループの仏PriceMinister社などが蓄積してきた模倣品対策のノウハウを生かして厳格な出店審査とパトロールを展開することで、模倣品の発見と排除を徹底し、消費者が安心して安全にインターネットショピングを楽しめる環境を提供するという。

合弁事業の概要
事業内容：中国におけるインターネット・ショッピングモールの運営
出資予定額：3年間の総額約5000万米ドル(約40億円、1米ドル＝80円で換算)
出資比率：楽天51％、百度49％
代表者：董事長兼首席執行官　中村晃一 (楽天から出向)

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