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NEWDAYS/エキュート品川サウスにドラッグ融合の1号店オープン

2010年12月29日 / 店舗

JR東日本リテールネットは12月28日、JR品川駅構内のエキュート品川サウス(同日開業)内にドラッグストアとの融合店舗の新業態「NEWDAYS+くすり」を開店した。
<NEWDAYS+くすり>20101228newdays 1.JPG
7時~22時30分まで、薬剤師が第1類から第3類までの一般用医薬品を販売。5時50分~7時と22時30分~23時30分までは登録販売者が第2類と第3類の一般用医薬品を販売する。
<医薬品相談カウンター>20101228newdays 2.JPG
店舗面積はコンビニゾーン63㎡、ドラッグゾーン22㎡の合計85㎡。1類の医薬品を販売するため医薬品コーナーの相談カウンターに食品と医薬品を一括会計できるレジを1台設置。コンビニ側にも、2類・3類医薬品と食品を一括会計できるレジを5台とセルフレジ1台を設置した。
<コンビニ側のレジコーナー>20101228newdays 3.JPG
セルフレジでは、1類医薬品は販売できない仕組みとしており、薬剤師による販売を徹底する仕組みとしている。相談カウンターもコンビニも医薬品と食品を一括会計できるため、医薬品と食品の売上動向を一括で管理することができる。
<医薬品売場>20101228newdays 4.JPG
1類から3類までの医薬品は、約800アイテムを展開。医薬品売場を導入したため、コンビニ部分の品揃えは縮小し同規模のNEWDAYSが約3000品目の取扱に対し、約2000品目まで商品を絞り込んでいる。
<コンビニ売場>20101228newdays 5.JPG
従来のNEWDAYSの利便性に加え、薬剤師を配置し第1類医薬品を販売するドラッグストアの機能を融合した店舗を開発コンセプトとし、医薬部外品の栄養ドリンクや機能性飲料など一部の商品はドラッグとコンビニで2か所で展開。
女性物のストッキングや衛生用品もドラッグコーナーで展開し、店舗の利用目的に合わせて買い合わせしやすい売場作りを目指した。
<在来線と新幹線の乗り換え通路に面して出店>20101228newdays 6.JPG
コンビニの品揃えでは、エキナカ需要を踏まえ、おみやげ品コーナーを展開。「新幹線の乗換口の付近ではおみやげ需要が高く、売れ筋商品のひとつだ」(同社)という。
同社では2010年3月から、東京都台東区の「NEWDAYS上野不忍口店」で登録販売者による2・3類の医薬品販売の実験を行っている。上野不忍口店は実験店舗としての位置づけだが、NEWDAYS+くすりは標準店舗としての位置づけだ。
今後、売上動向を検証した上で、薬剤師がいない2・3類特化型店舗を含めて都内を中心に出店を検討するという。

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