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コンビニ各社/営業再開の店舗拡大

2011年03月15日 / 店舗

流通ニュースは3月15日現在のコンビニ各社の震災にともなう営業店舗をまとめた。
各社とも震災以降の営業店舗数を拡大しており、被害が甚大な三陸海岸付近の店舗や福島の退避地域など一部の店舗を除き、営業を再開する店舗が拡大している。
商品供給が限られる中で、営業時間を短縮するなど対応をしながら、可能な限り店舗営業を継続している。
■セブン-イレブン東北地区と茨城県を含み、最大で約600店舗が営業を休止していたが、15日現在、営業休止店舗は約350店舗まで縮小した。被害の大きな宮城県内など一部を除き、営業再開へ向けて努力をしている。
■ローソン3月15日現在、東北6県と茨城県で913店舗中、362店舗が営業を休止。正確な営業休止店舗数が把握できたのは13日以降だが、確実に営業開始店舗は増加している。停電が続く岩手県内の店舗は全店が営業を休止しているが、電力が確保できれば営業が再開できる見通しだ。
■ファミリーマート3月15日現在、東北6県585店舗中、約110店舗が営業を休止している。営業休止店舗は最大で約300店舗程度あり、順調に回復をしている。一部の店舗を除き、電力供給が再開されれば、営業再開に目途がつく店舗もある。
■サークルKサンクス3月15日現在、岩手の90店舗中55店舗、宮城の110店舗中80店舗が営業を休止している。震災時は山形、福島の店舗も営業を休止していたが、現在は両県とも全店で営業を再開した。岩手、宮城の店舗についても営業開始店舗は増えつつある。
■ミニストップ現在、被災状況の把握と営業再開へ向けた努力を続けている。営業休止店舗数は流動的ではあるが、確実に減ってきている。停電による営業休止店舗もあり、電力供給の再開ととも営業を開始する店舗もある。

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