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コンビニ各社/計画停電の対応分かれる

2011年03月15日 / 経営

流通ニュースは3月15日、首都圏で実施されている計画停電に対する大手コンビニ各社の対応をまとめた。
最大手のセブン-イレブンは原則として営業を打ち出す一方、ミニストップは営業休止を打ち出すなど対応が分かれた。
ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスは日中は営業するが、日没後は防犯のため営業休止とするという。営業を継続するにあたって各社とも、冷凍食品・アイスクリームなど冷蔵設備の稼動が必要な商品については取扱を控えるとしている。
■セブン-イレブン同社は全店に、非常時に電力を供給する蓄電設備を備えているため、3時間程度の停電であればレジや非常灯などへ電力を供給することは可能で、原則として営業を継続する。
■ローソン日中は店内の明かりが確保できるため営業を継続する。停電中はレジが使用できないため、商品管理に使用する小型端末を活用して商品精算業務に対応する。
■ファミリーマート停電中も原則として営業は継続の方針。ただし、夜間の場合は防犯面を含め、店舗ごとに判断をする。レジは使用できないため、商品管理に使用する小型端末を活用して商品精算業務に対応する。
■サークルKサンクス日中は営業を継続する。夜間は店舗の明かりが確保できないため、営業を休止する。レジは使用できないため、商品管理に使用する小型端末を活用して商品精算業務に対応する。
■ミニストップ店内の明かりが確保できないため、停電中は営業を休止する。従業員とお客様の安全の確保や計画停電の趣旨である節電の観点からも営業休止が妥当と判断した。

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