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東武百貨店/38億円投じ、池袋本店を改装

2012年08月09日 / 店舗

東武百貨店は9月6日、池袋店をリニューアルオープンする。

<1階エントランスのイメージ>

2005年から段階的に進めている全館改装の第4次計画で、百貨店とファッションビルの魅力をあわせ持つ「駅上型複合商業施設」を目指す。

投資額は約38億円で、改装後の売上目標は6%増とした。

今回は、収益性の高い低層階を中心とした改装に着手。地下1階(8~11番地)には食品と生活雑貨専門店、1階(1~4番地)はファッション雑貨とセレクトショップなど、異なるカテゴリーのショップで構成する、ライフスタイル提案型フロアを新設した。

化粧品売場を1階から2階へ移設。1階に新設するセルフ形式のコスメコーナーとあわせ、化粧品の面積は1.2倍に拡大し、8つの新規ブランドを導入する。百貨店業界初の空間音響デザインを採用したお手入れ専用ラウンジ(各ブランド顧客対象・予約制・無料)を新設し、サービス面の充実も図る。

地下1階丸の内線コンコースから1階へ続くエスカレーター回りに、今までよりも明るく分かりやすいエントランスを新設し、池袋駅からの入店客増加を図る。地下1階有楽町線コンコースのエントランス周辺も改修する。

1~4階と7階に計7か所、合計60席のレストスペースを新設し、快適な買い物環境を整えるという。

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