ワークマン/26年リカバリーウェア販売350億円目指す、インナー990円から
2026年02月09日 13:14 / 商品
ワークマンは2026年1~12月、リカバリーウェア「メディヒール」シリーズを2100万点投入し、販売金額350億円を目指すと発表した。
<販売350億円目指す>

※左から土屋専務、イメージキャラクターの吉田沙保里さん、武井壮さん
同社は2025年秋冬から一般向けに、「メディヒール」シリーズの販売を開始した。
発売当初から大きな反響を呼び、2025年9月1日~12月30日(実売20日間)で、319万点(販売金額55億円)を完売した。
極度の品薄になった昨年の反省を生かし、土屋哲雄専務は「社運をかけて、在庫をしっかり持ち、顧客満足度を上げたい。7年ぶりのTVCM、インフルエンサーを活用したSNS戦略、2700万枚のチラシなど販促も大々的に行う。しかし、社員は売れ残りを心配していない。むしろ在庫切れにならないかを気にしている」と自信をのぞかせた。
「メディヒール」は、体から放出される遠赤外線を、独自の技術で繊維に練り込んだ高純度のセラミックスが輻射することによる血行促進作用により、疲労回復をサポートするリカバリーウエア。
その強みは、一般医療機器のリカバリーウェアでありながら、インナー税込み990円、半袖シャツ1290円、長袖シャツ1900円といった低価格だ。
4月に発売予定のインナーは、メンズ(クルーネック・3色、Vネック・3色)、レディース(Uネック・3色)が各990円と1000円を切る価格を実現した。
市場で知名度の高いブランドのリカバリーウェアは、上下で1万5000円~2万円の商品が多く、「母の日、クリスマス、父の日といったプレゼント需要、コト消費の側面が強い」という(土屋専務)。
また、2025年秋冬では、女性向け商品を充実させた。
土屋専務は、「女性向けニーズをちょっと甘く見ていた。25年秋冬は、男性物をたくさん作ったら女性物が相当売れた。また、20~30代で疲れを感じている人が多いにも関わらず、その需要に対応できていなかった。大手のリカバリーウエアは高額で手に届かないと思っている層に商品を届け、リカバリーウエア業界No.1を目指す」と意気込む。
レディース商品では、長袖シャツ(1900円)、ロングパンツ(1900円)、ルーム半袖シャツ1490円、ルームハーフパンツ1490円、ワークマンカラーズ・ワークマン女子店限定のパイルジップフーディ(2500円)、パイルパンツ(1900円)を2月10日から販売開始する。
また、5月にはルームパイル半袖シャツ1490円、ルームパイルハーフパンツ1490円を投入する。
サイズはメンズM、L、LL、3L(一部商品は3Lなし)。レディースM、L、LLを用意している。
さらに、2026年秋冬では、ワークウエア、ビジネススーツも開発予定だ。
そのほか、「メディヒール」シリーズとして、冷感敷パッド(シングル1900円、セミダブル2300円)、タオルケット(2300円、140×190㎝)も販売している(寝具は一般医療機器ではない)。
<メディヒールで血行促進>

※画面左がメディヒールを載せた手の甲、右が載せない手の甲の血流
取材・執筆 鹿野島智子
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