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富士通/ビームスの店舗でRFID活用、オペレーション効率化を実現

2012年10月15日 / IT・システム店舗

富士通は10月15日、ビームスが展開中のファミリー向け新業態「ビーミング ライフストア(B:MING LIFE STORE)」事業で、本部と新店舗のシステムをビームスと共同で構築したと発表した。

<ビーミング ライフストア by ビームス ららぽーとTOKYO-BAY店>

ビームスは本システムを、9月にオープンした2店舗で稼働させており、今後年内にオープンを計画している3店舗でも稼働予定。

このシステムでは、洋服や雑貨の商品一つひとつにRFIDタグを取り付け、入出荷・棚卸登録から売上登録まですべてRFIDによって管理する。

入荷時の箱ごと・陳列された棚のブロックやハンガーラックごと・清算時のカゴごとなどリーダ・ライタで一括読み取りを行うため、従業員の業務効率を大幅に向上させることが可能。

POSシステムとRFIDリーダ・ライタを連携させて商品の一括読み取りを行うことで、ビームスは、精算時の時間短縮を実現し、顧客の利便性を高めることが可能となる。

店舗の物販・専門店向けPOSシステム「TeamSTORE/S」とRFIDリーダ・ライタは富士通フロンテックが開発したもの。

国内のアパレル・ファッション業界では先進的な取り組みとして、洋服・雑貨全てにRFIDを搭載し、一括検品や清算などを行うことで、店舗業務の効率化を実現している。

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