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the 3rd Burger/1号店を表参道にオープン

2012年12月20日 / 店舗

ユナイテッド&コレクティブは12月21日、新業態のハンバーガーチェーン「the 3rd Burger(ザ サードバーガー)」の1号店を表参道にオープンする。

<表参道店外観>

「ザ サードバーガー」は、店で提供する商品の加工を店舗内で行う「食材店内加工」採用している点が最大の特徴だ。

仕入れたブロック肉を店舗でミンチし、パティに加工。ポテトは、店舗で生のじゃがいもをカットし、フライにして提供する。バンズは、工場直送のパン生地を店で発酵させ、焼き上げている。

<厨房で発酵させたパン生地>

素材にもこだわりを見せる。野菜は減農薬・ミネラル栽培のものを使用。牛肉には、これまでBSE(牛海綿状脳症)の発生していない豪州産を用い、冷凍によって肉の細胞を破壊してしまわないようチルド状態のものを使う。バンズには保存料、防腐剤を一切使用していない。コーヒー豆には、“コーヒーハンター”として知られる川島良彰氏が特別にブレンドした「タンザニア・デュエット」を用いている。

価格は、「ハンバーガー」が税込450円、「the 3rd Burger」が650円。「フレッシュポテトフライ」が一番小さめのサイズで230円、「ドリップコーヒー」は最少サイズが300円となっている。

<「the 3rd Burger」 と「フレッシュポテトフライ」>

ユナイテッド&コレクティブの坂井英也代表取締役は、「ハンバーガーにつきまとう“ジャンク”というイメージを根底から覆したい。安全・安心でおいしいハンバーガーをもってして、外食産業そのものをも変えていけたらいい」との意気込みを示す。

<坂井英也ユナイテッド&コレクティブ代表取締役>

今後の展開について、2025年までに国内で1000店舗出店の目標を掲げ、海外への出店も視野に入れている。2013年は10店舗を開店する計画で、その後は状況をみながら拡大していく考えだ。

「当初は、渋谷区、港区、中央区などの“感度の高い”地域で展開していく」(坂井代表取締役)という。

■the 3rd Burger
http://www.the3rdburger.com/

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