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高島屋大阪店/南海会館ビル建替えで売場縮小

2013年01月23日 / 店舗

高島屋は1月22日、高島屋大阪店の春の改装を発表した。

店舗に連結する南海会館ビルの建て替え計画に伴い、大阪店西ゾーンの一部賃借エリアを南海鉄道に返却するもの。

<改装の概要>

賃貸エリアの返却により、売場面積は4300㎡減少し、7万3700㎡となる。婦人服11%、紳士服5%、事務所・倉庫など27%のスペースを縮小する。

売場減少を契機に、リニューアルを実施。戦略ターゲットである25~44歳女性の支持拡大に向けたMD強化と再構築、見やすく買いやすいフロア・ゾーンリレーションづくりを目指す。

リニューアルフロアは、地下1階、3階、5階、7階で、対象面積は合計で7000㎡。

改装により、スポーツ売場面積を1.5倍に拡大し、ゴルフ売場のコンサルティング機能やレディスゴルフウェアの扱いを強化。旅行用品売場も2倍に拡大する。

文具では、高級筆記具の品ぞろえを強化し、「シェーファー」が日本初のインショップを展開。紙製品の強化として、モレスキンアトリエが関西に初登場する。

新規ビジネスモデルとして、7階中央ゾーンに「インテリアステーションHow’s」コーナーを拡大リニューアルする。

従来からのリフォームサービスの充実に加え、戸建て住宅メーカー3社と協業し、新築住宅にまつわる相談コーナーを新設するなど、住まいに関するニーズにトータルに対応できる体制を強化する。

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