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OLD NAVY/ダイバーシティ東京プラザ店でXXSサイズ拡大

2013年03月28日 / 商品店舗

ギャップジャパンが運営する米国カジュアルブランドOLD NAVY(オールドネイビー)は2月から、1号店のダイバーシティ東京プラザ店で、日本独自規格のXXSサイズ商品の取り扱いを強化した。

<ダイバーシティ東京プラザ店(開業時)>

ダイバーシティ東京プラザ店は、日本市場進出における実験店の位置づけで、昨年7月のオープン以来、さまざまな検証を行ってきたという。

ギャップジャパンの松田理宏副社長によると「想定以上の客数と売上で、8月は商品が不足した。1月までの売れ行きを分析し、品そろえとサイズ展開、店舗の入口の装飾を変更したところ、2月以降にさらに売上が伸長し、当初予算の2倍の売上になっている」という。

OLD NAVYの基本サイズはXS、S、M、L、XLの5サイズ展開だが、7月の開店当初から日本独自規格としてXXSサイズを投入していた。日本では小さいサイズが想定よりも好調であるため、仕入段階で小さいサイズを増やし、店頭在庫も小さいサイズを拡大した。

品そろえ面では、ボトムスを強化した。ベーシック商品のほか、トレンドやファッション商品が好調なため、トレンドのカラーやプリント柄を取り入れたボトムズを増やしたという。

商品の価格帯は、ギャップの50%~70%程度のイメージで、大学生のアルバイト代でも楽に買える設定。

主なターゲットは、小さな子供のいるおしゃれを楽しみたい主婦で20代~30代のファミリー層となっているが、ダイバーシティ東京プラザ店は、10代の高校生の来店も多く、想定以上に若年層の支持がある。

店舗の入口は、開店当初の本格的なヴィジュアルプレゼンテーションができるショーウインドーを変更した。

日本では、店内の様子が分かる開放的な入口が支持されると思われるため、より店内が見渡しやすい入口を採用したという。

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