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アイランドヴィンテージコーヒー/青山通りに日本1号店オープン

2013年08月28日 / トピックス店舗

アイランドヴィンテージコーヒージャパンは8月29日、渋谷区の青山通り沿いにハワイのコーヒーショップ「Island Vintage coffee(アイランドヴィンテージコーヒー)」の1号店をオープンする。

<アイランドヴィンテージコーヒー>

アイランドヴィンテージコーヒーは1996年にハワイで創業し、ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンター、アラモアナショッピングセンターに出店、コオリナ店を含め、現在、3店を運営する。

<レジカウンター>

ハワイでは、お客の7~8割が日本人観光客で、日本のテレビや雑誌、ガイドブックにも取り上げられ、日本にも店舗が欲しいとの声があったという。1号店の店舗面積は30坪で客席数は44席、目標月商は1000万円で、年商は1億2000万円を計画する。平均客単価は、フードと合わせた購入を考慮し1000円弱を想定する。

<ドリップコーヒー(M)とアサイーボウル(レギュラー)>

現地から仕入れた100%ハワイアンコーヒーを提供するほか、名物メニューとしてアサイーボウルを販売する。アサイーボウル(ハーフ800円、レギュラー1480円)は、ヤシ科の植物のアサイーのシャーベットとイチゴやバナナ、ブルーベリーなどのフルーツとミックスし、グラノーラ、はちみつで食べる軽食。

ハワイのロイヤルハワイアンセンター本店では1日500杯を売り、コーヒーとセットで購入する人が半数を占めるメニューで、日本でもセットで購入するお客が多いと見込んでいる。

<ベーグル、水、お菓子も販売>

ハワイの店舗と同じメニューを展開し、現地サイズでは日本人には大きいアサイーボウルのみ、日本規格としてハーフサイズを販売する。コーヒーの提供サイズもハワイと同様としたため、M、Lサイズのみを展開する。トリップコーヒーM380円、L430円、アイランド・ラテM500円、L560円、ヴィンテージ・コナ・モカM620円、L680円などを販売する。 

フードメニューではサンドイッチを展開。ロックスベーグルサンドイッチ1250円、カフク・シュリンプサンドイッチ1200円、チキンペストサンドイッチ1200円など6種類を提供する。

<マグカップなどの雑貨とコーヒー豆を販売>

フードメニューのほか、ハワイでまとめ買いする日本人も多いコーヒー豆も販売。マグカップやトートバッグなど雑貨も展開する。ハワイでは、観光のお土産としてTシャツなども売れるが、日本では観光立地ではないため、雑貨商品を絞り込んだ。

<客席の様子>

1号店は、標準店の位置づけで、多店舗展開も想定する。2号店の出店は未定だが、当初はブランド認知度の向上に努め、1年で3店舗程度の出店を目指す。出店立地は、都内のほか、横浜から逗子までの海岸のあるエリアを想定する。ハワイの店舗は、ビーチに近く、日本でも人の往来が多く、海外が近い立地を探したいという。

<メニュー>

ハワイの店舗は、ビーチやショッピングセンターが近いこともあり、テイクアウト比率が50%程度となっている。日本でも、表参道のようなショッピングエリアや湘南のような観光地など、レジャー的な要素のある立地を選定する予定で、当面はショッピングセンターへの出店はない。

客単価が通常のコーヒーショップよりは高いため、ハワイの店舗を利用したことのあるお客のほか、週末や休日などを楽しむような店舗の利用が考えれるという。

店舗概要
所在地:東京都渋谷区神宮前5-52-2
青山オーバルビル1階
交通:東京メトロ表参道から徒歩7分
店舗面積:30坪
客席数:44席
目標年商:1億2000万円

■アイランドヴィンテージコーヒージャパン
http://www.islandvintagecoffee.co.jp/

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