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東京都中央卸売市場/豊洲の商業施設事業予定者に大和ハウス

2014年02月19日 / 店舗

東京都中央卸売市場は2月19日、豊洲で進めている「千客万来施設事業」の事業予定者として、喜代村と大和ハウス工業を選定したと発表した。

<千客万来(5街区)のイメージ>

<千客万来(6街区)のイメージ>

豊洲新市場に併設する商業施設として整備するもので、喜代村と大和ハウス工業が2014年度に設計・建設工事に着手し、2016年3月に市場本体施設と同時に竣工する予定だ。

年間来場見込は、約420万人で、国内外から集客する東京観光のハブを目指す。

主要施設として、6街区に市場関係者等の多種多様な専門店約140店を集積した「豊洲」場外市場、市場の新鮮食材を提供する1000席のフードコート「まんぷく市場」を設置する。

貸付賃料は年間で1億3672万8000円。

年間を通じて、参加体験型の楽しいイベントを開催する「にぎわい広場」、料理の楽しさや自然の恵みを学ぶ「豊洲食育教室」も実施する。

湾岸エリアを眺望できるレストランも備えた首都圏最大級「温浴施設」や多言語などによるきめ細かい観光客対応「世界クラスのおもてなし」のほか、市場関係者、地域住民などをサポート「託児所・クリニック」を開設する計画だ。

5街区には、世界・日本の調理器具等を販売「調理器具市場」、日本の伝統技術、ものづくりの技を紹介・体験する「匠いちばん市場」、家庭設備器具の販売・修理など生活をサポート「生活支援市場」を設置する。

施設概要
6街区
延床面積約39,500㎡
商業床面積約16,900㎡
駐車場560台
商業棟地上4階
駐車場棟地上6階
温浴棟地上7階/地下1階

5街区
延床面積約26,200㎡
商業床面積約7,400㎡
駐車場363台
地上6階/地下1階

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