岩田屋三越／地下1階にOL向け専門フロア導入

岩田屋三越は9月13日、福岡三越地下1階に「LACHIC（ラシック）福岡天神」を導入する。

地下1階のワンフロア、売場面積約3100㎡に約60店の専門店を集積したOL向けのファッションゾーンに変更するもの。

専門店の業種別構成比率は、アパレル関連35％、非アパレル（雑貨、サービスなど）65％として、ライフスタイル提案型の店舗を増やす。

＜福岡三越外観＞

南北約220m、東西約30mというストリートような形の売場を生かし、South、Center、Northの3つの売場を構成。South Zoneは、ナチュラルで明るい家のようなくつろぎの空間に私のOFF時間を充実させる店をそろえた。

＜South Zone＞

Center Zoneは、バザールのようににぎわいのある空間に、小さなかわいいショップが集まってワクワクドキドキの発見がある店そろえを目指す。

＜Center Zone＞

North Zoneは、散歩が楽しいファッション街のように自分自身が輝ける空間で、誰かに会うときにも、肩肘はらずに着こなせるアパレルなどの店そろえとする。

＜North Zone＞

ラシックは、三越伊勢丹専門館事業部が展開する専門店ビルの名称で、2005年に名古屋市栄に1号店をオープンした。従来型の百貨店ではなく、ショッピングセンター型の商業施設で、消化仕入ではなく、テナントリーシングで店舗を集積する業態。

福岡三越地下1階は、これまで婦人服、靴、ハンドバッグを展開する売場だった。改装にあたり、市場調査をしたところ、天神地区のOLは、東京・丸の内のOLと異なり、スーツではなく普段着での出勤が多いことに着目。フォーマルなどスーツを中心とした商品構成を、カジュアルを中心としたものに変更したという。

地下1階は西日本鉄道が運営する商業施設「ソラリアプラザ」のほか、天神地下街、地下駐車場とも直結しており、買いまわりにより周辺商業施設との相乗効果も期待できるという。

施設概要
所在地：福岡市中央区天神2-1-1
福岡三越地下1階
売場面積：約3100㎡
店舗数：約60店

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