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三越伊勢丹/パーソナルギフト強化で「みらいの夏ギフト」

2014年07月30日 / トピックス商品店舗

伊勢丹新宿本店は7月30日~8月5日、本館1階ザ・ステージで「みらいの夏ギフト」を開催する。

<みらいの夏ギフト>
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お中元・お歳暮といった儀礼的なギフト需要が減少する中で、人に何かを贈るという日本の文化に着目し、パーソナルギフト市場の活性化を目指す企画。

<会場の全景>
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伊藤忠ファッションシステムifs未来研究所の川島蓉子氏が協力し、儀礼ではなく「ありがとう」の気持ちで、自由に、気軽で、楽しくギフトを贈れる提案を目指した。

<ニッポンを贈ろう>
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各フロアから集まった女性バイヤーを中心にプロジェクトチームを結成、日本の文化・日本人の感性をベースに、女性の視点でアイデアを創出。食品からファッション、リビングまで、多彩なアイテムで新しい夏のギフトを提案するという。

<体験を贈ろう>
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展開型数は43型で、新宿本店の期間中の売上目標は1000万円。「スタンドカードセット」410円から、「体験型貸し農園ギフト券」(24万6240円)まで、幅広い価格帯で商品を提案する。

<空間を贈ろう>
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提案の切り口は、モノより思い出を贈りたいときの体験を贈る、五感へ伝わる贈り物として空間を贈る、 楽しむ時間こそがプレゼントという時間を贈る、伊勢丹ならではのファッションを掛け合わせたファッションを贈る、メイドインジャパンのスペシャルなニッポンを贈るの5つとした。

<大西社長と川島氏(中央)>
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大西洋社長は「お中元・お歳暮の市場自体は、毎年縮小していると思う。しかし、パーソナルギフトのニーズ自体は増えている。広い意味でのギフト市場は拡大しているのではないか。みらいの夏ギフトで、パーソナルギフトの活性化を図りたい」と述べた。

<3Dプリンターで家族を再現した人形(1体10万8000円)>
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川島氏は「夏の思い出ができる時期として、夏休みがあり、思い出に残る贈り物という意味も含めて、この時期に、みらいの夏ギフトを発表した」とコメントした。

<商品を解説するバイヤー>
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30日には開店前の新宿本店で商品発表会を実施。「バカラ」のグラスと「とらや」の和菓子のコラボレーション商品「みらいの宝石」(5万1円・限定30点)と、子どもがらくがきできるテーブル「屋根付きロールテーブル」(3万5640円)を担当バイヤーが紹介した。

<オリジナルデザインの蚊取線香(2160円)>
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みらいの夏ギフトは伊勢丹新宿本店での展開を皮切りに、三越伊勢丹の全店で販売。今後も、季節にあわせた提案など、さまざまな切り口でパーソナルギフトの開拓をするという。

<シュタイフが作成したゴジラ(5万1300円)>
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