流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





三越伊勢丹/17か国100ブランドのチョコ集積、新宿でチョコの祭典

2015年01月20日 / トピックス商品店舗

三越伊勢丹は1月21日~25日、新宿NSビル地下イベントホールで、世界最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」を開催する。

<チョコレートの祭典、サロン・デュ・ショコラの会場>
チョコレートの祭典、サロン・デュ・ショコラの会場

サロン・デュ・ショコラはフランス・パリで誕生した祭典で、伊勢丹での開催は今年で13回目。今回は、過去最大となる世界17か国、約100ブランドを集積した。

20日には、MIカード会員向けの内覧会と、イベントに参加するショコラティエが参加するショコラセレモニーを開催した。

<セレモニー>
セレモニー

大西洋社長は「毎年、規模を拡大する中で、伊勢丹新宿店本館の催事場では、お客様がさばききれないほど来店され、お客様に迷惑をかけてきた。百貨店として、買いやすい売場で、お客様を迎えるのが基本であり、今回は会場を新宿NSビルに移した。新宿本店からのシャトルバスも運行しており、より快適に商品を購入できる環境となった」と語る。

<会場に詰めかける参加者>
会場に詰めかける参加者

例年、期間中に数億円を売り上げる企画で、平均客単価は2000円を超える。売上・客数の目標は非公表だが、今年も昨年を超える売上を目指す。

メイン会場は、A~Fまでの区画を示して、目的のチョコレートを探しやすくする工夫をした。大西社長は、「昨年までは、あまりに会場が混雑したため、1、2か所しかお店を回れないというお客様の声をいただいているが、今年は、買い回りしやすい環境を整えたため、買上点数が向上し、客単価にもよい影響がでると思う」という。

<早くも行列ができている>
早くも行列ができている

数量限定商品で、18人のトップショコラティエのショコラを集めた「ショコラ・パトリモワンヌユニヴィルセル」(9900円)、10人のショコラティエの作品を集めた「オリジン・カカオ」(5400円)、パリの「サロン・デュ・ショコラ」で2年に1度開催する「ワールド チョコレートマスターズ」大会の日本代表として活躍したメンバー6人の作品を集積した「ワールド チョコレート マスターズ」(3240円)を特設会場で販売。

<会場>
会場

人気ブランドの「ベルナシオン」のチョコレートコーナーには、会場後に早くも行列ができていた。

会場

今後、1月28日~2月14日にジェイアール京都伊勢丹、1月28日~2月14日にルクア、1月29日~2月14日に岩田屋本店、1月28日~2月3日に名古屋三越、2月3日~15日に仙台三越、1月31日~2月14日に丸井今井札幌本店でも、「サロン・デュ・ショコラ」を開催する。

大西社長は「もはや百貨店の催事の規模を超えるインベントにまで、サロン・デュ・ショコラは成長している。来年も外部会場での開催を予定している。北海道から、九州まで、全国でもイベントを開いており、引き続きヨーロッパのチョコレート文化を日本に紹介していきたい」と語った。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧