ABCマート／プラスチック型ギフトカードを導入

エービーシー･マートは12月3日、全国で「エービーシー・マートギフトカード」を導入する。

＜エービーシー・マートギフトカード＞

富士通エフ・アイ・ピーと凸版印刷が提供する「ギフトカードASPサービス」を活用。残高をサーバで管理するプラスチック型のギフトカードの導入は、日本の靴専門店で初めてという。

「エービーシー･マートギフトカード」は、「ABC-MART」「NUOVO」など、ABC-MARTが全国に展開する約800の実店舗とオンラインストアで利用できるギフトカード。オンラインストアは2015年3月頃から利用を開始する予定だ。

残高をサーバで管理するプラスチック型のギフトカードで、「ABC-MART」の一部店舗を中心に販売し、額面は3,000円、5,000円、10,000円から選択できる。

これまでもABC-MARTでは、多くのお客が贈答用として靴を購入していた。しかし、サイズが合わないなどの理由で交換を希望する人が多く、受取人の不便さの解消が課題となっていた。

ギフトカードを贈られた受取人は、自分で商品を選ぶことができる。受取人は、店舗で取り扱うすべての商品から、自分の好みにあった靴を選択でき、サイズの不一致も起きにくくなるという。

誕生日や進学・就職のお祝い、子どもや孫へのプレゼントなどのほか、イベントの景品など、これまで商品の特性上難しかったさまざまなシーンでの活用が可能となるため、ギフトとしての価値の向上による、贈答用の購買拡大を見込む。

関連記事