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ビックカメラ立川店/来年12月にリニューアル

2015年08月27日 / トピックス店舗

日本リテールファンド投資法人は、来年12月に東京都立川市の保有資産である「ビックカメラ立川店」をリニューアルオープンすると発表した。

<リニューアルイメージ>
リニューアルイメージ

日本リテールファンド投資法人が資産運用を委託する資産運用会社の三菱商事・ユービーエス・リアルティが、内部成長戦略の一環として物件競争力の強化と収益性の向上を目的とし、保有資産である「ビックカメラ立川店」で、既存テナントである現賃借人と20年間の定期建物賃貸借契約を新規に締結し、本館の耐震補強工事を含むリニューアル工事を実施するもの。

8月から来年11月まで、全館休業することなく店舗営業を継続しながら段階的にリニューアル工事を行う。

物件の建物は1970年に竣工し、旧耐震基準の設計により建築されている。投資法人は、2004年9月に物件を取得後、耐震二次診断を行ったが、耐震診断報告書で、耐震補強工事の実施を推奨されていた。

耐震補強工事では、立川市の耐震補強助成金約3億円の交付を受ける見込み。工事費・設計費・設備更新費、付随費用のほか、什器移設費・撤去費などを合計した数値から助成金金額を差し引いた、概算総支出額は29億1800万円。

同時に、建物を維持するために必要な外壁補修、設備機器更新等の工事に加え、建物前面のファサードを改修することにより、物件競争力の強化を図る。

建替えではなく、耐震改修により既存建物を継続使用することを通じて、廃材量の最少化等環境に配慮するとともに、既存の受変電設備等を高効率なものへと更新することにより、CO2の削減とともにエネルギー消費量の低減を図る。

物件概要
所在地:東京都立川市曙町2-12-2ほか
取得価格:119億2000万円(土地97億100万円、建物22億1800万円)
土地面積:2858.13m2(本館2194.51m2、別館633.62m2)
延床面積:2万983.43m2(本館1万9354.92m2、別館1628.51m2)
総賃貸面積:2万983.43m2

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