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日本リテールファンド/自由が丘の商業施設を建替え

2015年06月26日 / トピックス店舗

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日本リテールファンド投資法人は6月25日、東京都目黒区の商業施設「Gビル自由が丘01」(B館)を建替えると発表した。6月から解体工事に着手し、2016年11月に開業する予定だ。

<現在の施設>
現在の施設

「Gビル自由が丘01」(B館)は、東急東横線・東急大井町線自由が丘駅徒歩約5分の、ファッションテナントが数多く集積するエリアに位置しており、「A館(旧NEXT館)」と「B館(旧コリーヌ館)」の2棟で構成する商業施設。

<建て替えイメージ>
建て替えイメージ

日本リテールファンドは、中長期的に安定的な収益が得られる物件と位置付け、2005年3月に物件を取得した。これまで、既存テナントとの契約更改時期を念頭に置き、今後の運用方針について検討を進めていた。

B館については、既存建物の使用を継続したリニューアルや第三者への売却など、ポートフォリオに対する影響をさまざまな観点で総合的に検討した結果、建替えにより新築建物としての生まれ変わりを図ることがポートフォリオの収益性と安定性向上に最も寄与すると判断した。

新テナントは、本資産運用会社の幅広いテナントリレーションを活かし、複数の候補テナントの中から選定した結果、ファッションブランドを多数展開するクロスカンパニーに一括で賃貸する予定だ。

クロスカンパニーは、新築予定建物においてアパレルだけではなく雑貨、食物販、レストランなども扱う業態の展開を予定しする。

日本リテールファンドは6月12日付で、クロスカンパニーと賃貸借予約契約を締結し、新築予定建物引渡日(2016年11月)以降に契約開始する賃貸借本契約(定期借家契約、期間10年)を9月に締結することに合意した。

B館建替え後のA館・B館合計の想定賃料収入は、4300万円増の2億2100万円で、賃貸面積は506.46m2増の2269.33m2となる計画だ。

施設概要(B館)
所在地:東京都目黒区自由が丘2-9-19
土地面積:284.56m2
延床面積:838.11m2
総賃貸面積:910.51m2

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