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西武池袋本店/1階中央ゾーンに化粧品売場、30日増設

2015年10月16日 / トピックス商品店舗

西武池袋本店は10月30日、1階中央ゾーンに、「コスメアネックス」とインバウンドコーナーをオープンする。

「コスメアネックス」は1日あたり36万人が通行する池袋駅の東口コンコースに面し、都内最大級の売上規模を誇る化粧品売場の利便性をさらに高める展開に加え、タッチパネル操作で化粧品をネット注文できる仕組みを新たに導入する。

<コスメアネックス>
コスメアネックス

そごう・西武のショッピングサイト「e.デパート」での購入品をピックアップできるカウンターも設置。オムニチャネルを意識した新サイト「omni7」の本格スタートに向けた新サービスで、働く女性の多様なショッピングスタイルに対応する。

「コスメアネックス」は、「素の状態であること」をイメージして、華美な装飾のされていない、素材そのままの無骨な空間感を再現。メタルフレームやガラスを多用した明るくクリアな内装が特徴。

まるで森の中に佇んでいるような、木や葉の隙間から差し込む光と影を感じるような、包まれるような空間を演出した。売場環境デザインは、廣村デザイン事務所監修のもと、トネリコが手掛けた。

20~30代女性の関心が高いブランドを集積。無添加化粧品、健康食品やサプリメントの展開で健康志向の女性に支持されるブランド「ファンケル」を北ゾーンから移設した。

スキンケアに加え、ニーズの高まる植物由来のヘアケアブランド「ジョンマスターオーガニック」を拡大し移設。スキンケアからメイクのフルブランドとしてはナチュラル系で人気の「スリー」も移設した。

棚什器のオープンな陳列により、目的買いや急ぎの購入時の利便性を向上、ショートタイムショッピングニーズに対応する。

<巨大なスマートフォン型デザインのタッチパネル>
巨大なスマートフォン型デザインのタッチパネル

池袋駅コンコースに面した壁面には、チームラボが手掛ける2種類のデジタルサイネージ「ハーフミラーサイネージ」と「タッチパネル」を設置し、「商品案内」と「購入誘導」の機能を持たせる。

コスメアネックス側の壁面のハーフミラーサイネージでは、「e.デパート」で購入可能な92ブランド・1万品目の商品情報を表示する。

そのほか、通行者の興味を引き、役立つ情報として「天気予報」・「血液型占い」も案内する。大小のシャボン玉が浮かんでいる中に情報が表示されるインパクトあるビジュアルで目を引き、商品申し込みのタッチパネルまで誘導する。

巨大なスマートフォン型デザインのタッチパネルを使用し、「e.デパート」の商品を検索。ご希望の商品のQRコードをスマホで読み取り、注文すれば手続きが完了する。

15ブランド500品目は出勤前、10時までにタッチパネルで申込みすると、会社帰りの当日夕方17時以降に、商品お渡しカウンターで受け取れる。

11月には、メイクアップステーションを設置。パーソナルカラー診断や顔型分析、メイク理論に基づき、お客さまお一人お一人に合わせて、ビューティーアドバイザーが無料でカウンセリング。

お客の「こんなイメージになりたい」に応えるメイクアップアドバイス、トレンドも取り入れながら幅広い商品を提案する。

そのほか、池袋エリアを訪れる訪日旅行客の利便性向上に向け、インバウンド関連のサービス、売場を集約したコーナーを開設。

免税カウンターは3席9名体制から、5席15名に拡充するのに加え、海外発行のカードでの取引が可能なセブン銀行ATM、各種チケットの発券が可能なセブン-イレブンのマルチコピー機も設置、旅行者が必要とするサービスを1か所で提供する。

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