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飯田橋駅中央地区/再開発に野村不動産が参加

2015年11月30日 / 店舗

飯田橋駅中央地区再開発準備組合は、千代田区飯田橋四丁目と富士見二丁目の一部他の再開発計画につき、事業協力者として野村不動産を選定し、具体的な計画策定に着手した。

<計画地>
計画地

「飯田橋駅中央地区」は、開発のすすむ飯田橋駅西口地区とアイガーデンエリアをつなぐ重要な地区。

JR飯田橋駅東口と、目白通りが交差する大変人通りの多い立地であるにも関わらず、広場空間がないことがまちの課題として長年取り上げられており、まちづくりの気運が高まっている。

「飯田橋・富士見地域まちづくりガイドライン(案)」をはじめとする上位計画に習い、まちづくりの目標を「駅前広場一体型複合都市拠点の形成」とし、計画を行う。

交通機能整備、まちづくり、大災害時対策などを実施。まちづくりでは、駅前広場・ゆとりある歩道状空地などを整備するとともに、これに面して店舗ゾーンを計画する。

ゆとりある屋外空間と合わせて店舗を整備することで、立体的に賑わいの広がる風景を創出する。

野村不動産は隣接街区である富士見二丁目北部地区第一種市街地再開発事業(名称:飯田橋プラーノ、2009年3月完成)において、特定業務代行者・参加組合員として参画し、住宅、事務所、店舗を中心とした複合再開発に取り組んできた。

今後も再開発が進む飯田橋駅周辺地区において権利者や千代田区の人々とともに飯田橋駅の玄関口にふさわしいランドマークとなる街づくりに協力するという。

事業概要
所在地:千代田区飯田橋4-8、9、富士見2-6の一部
施行区域面積:約1.0ha
従前権利者数:53人(うち、土地所有者41人、借地権者12人)
従前建物棟数:35棟(登記簿情報による)
地域地区:商業地域(700%、500%)、第二種住居地域(400%)
計画建物用途:業務、商業、住宅、その他(予定)

スケジュール
2015年度:9月飯田橋駅中央地区再開発準備組合設立
2016年度:都市計画決定(予定)
2017年度:組合設立認可(予定)
2018年度:権利変換計画認可(予定)
2019年度:除却・本体工事着工(予定)
2022年度:工事完了・竣工(予定)

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