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ファミリーマート/ココストアリテールをミツウロコグループに譲渡

2015年11月30日 / 店舗経営

ファミリーマートは11月30日、子会社のココストアが保有するココストアリテールの全株式をミツウロコビバレッジに譲渡すると発表した。

ミツウロコビバレッジの親会社であるミツウロコグループホールディングスとの間で基本合意書を締結した。

譲渡対象となるココストアリテールの事業は、同社管轄のボランタリーチェーンの一部、ココストア管轄となっているボランタリーチェーンの一部、さらにはコンビニエンスストアの一部や、喫茶店、他業態への転貸店舗などをココストアリテールに集約したものになる予定。

ミツウロコグループHDは、LPガスを主力とするエネルギー事業のパイオニアで、近年多角化を行っている飲料事業、飲食店事業、小売店事業などの拡大・強化を目指している。

事業譲渡により、ファミリーマートは資産の有効活用を図ることができ、ミツウロコグループは、新たに約400店からなるボランタリー事業を核に事業拡大を図る。

将来的には、ミツウロコグループの各事業との複合店などに転換し、新たな小売・飲食事業を展開することが可能になる。

なお、譲渡する店舗資産による売上高は最大約250億円、営業利益はややプラスを見込んでいる。

2015年5月期のココストアリテールの売上高は15億9900万円、営業利益4100万円、経常利益5300万円、当期利益3300万円だった。

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