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あらた/中期計画で売上高目標6000億円

2009年05月18日 / 経営

あらたは5月15日、2009年度を初年度とする中期経営計画を発表した。最終年度の収益計画では2012年3月期の売上高6000億円(2009年3月期5696億円)、経常利益58億円(23億円)、当期利益19億円(2億円)を目標としている。

あらたブランドの深耕を成長戦略の中心とし、販売・店頭マーケティング機能の強化として、取引先の収益向上に貢献する提案型営業の仕組みと効率の良い店頭販売促進活動の組織人員体制を構築しする。

地域密着、店頭起点の活動を実現するため、提案型営業による本部商談機能と売れる売場を実現する店頭管理機能を構築する。

電通リテールマーケティングとの協働化から営業個人の能力に依存するのでなく、提案型営業の仕組みを作り、業務レベルを向上させる。また、店頭マーケティング機能はインストアマーケティングが関西、四国地区を中心に実施している個店対応の販促活動を他地区に早期に展開していく。

さらに、グループ企業であるジャペル、ファッションあらたと経営戦略を共有することにより、営業活動、業務活動における相乗効果を実現し、自律経営を主体としながらも、グループ全体の最適化を目指し、取引先へ化粧品・日用品・ペット用品・家庭用品の総合的な提案が競合優位にローコストにて実現できるカテゴリーマネジメント機能を強化する。

グループが提供するカテゴリーマネジメント機能は「お取引先様である小売業様の収益増加に貢献する最適な売場管理手法の提供」を意味しており、同時に「メーカー製品の市場の要請にあった店頭展開」を目指す。

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