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そごう・西武/組織再編、池袋本店に経営資源を傾注

2010年01月13日 / 経営

そごう・西武は1月13日付けで池袋本店に経営資源を傾注、全館改装計画を推進するとともに営業力を修復し、成果を各店に波及させる狙いで組織変更を行った。

本部では、池袋本店の営業力修復に向けて更に強化する組織体制にするとして、商品部に「池袋本店担当バイヤー」の新設するとともに、商品部各ラインに「池袋本店担当バイヤー」を新設し、池袋本店のパワー売場を中心に、係長・販売リーダーと連携し商品業務を積極的に支援する。

なお、池袋本店に「副店長」を新設し、3領域の次長を統括し構造改善業務の推進を図るとともに、とりわけ売場オペレーションの革新を、各本部と連携して強力に推進する。

このほか、前期からの「サービスNO.1活動」を継続させ、地域一番店を目指した「基本の徹底」をベースに現場(売場)小集団活動による業務改革を推進し、社風風土を変える取り組みを行なう。

本部顧客サービス部に「カスタマーセンター」を新設し、池袋本店を中心に、クレームや販売メモを介したお客さまの声を集約、お客さまサービスNO.1の実現に向けた業務改善や政策に結びつける。

法人外商部の総務部に「お客様相談室」を新設し、クライアントやお客さまからの問い合わせ相談窓口を一元化するとともに、組織的な対応を強化する。

収集した声は、スピーディーな課題対応と経営への報告、データ集積と分析により新たな営業活動への活用を目指す。

本部総務部に「品質管理室」を新設し、セブン&アイグループのQC室と連携するとともに、グループの基準に準拠し、店舗と法人外商部、関連会社を含めた品質管理の統括および指導を行い、事故対応型から予防対応型へ品質管理体制を強化する。

法人外商部に「品質・仕入管理部」の新設し、品質・仕入管理担当を「部制」に再編強化し、セブン&アイグループの品質管理基準を導入するとともに、事故の発生防止・予算管理の徹底と品質管理業務の強化をはかる。

また、本部経営企画部に「広報室」を新設し、お客さまをはじめとした社外とのコミュニケーション、営業情報発信力の強化する。

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