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ヒラキ/機構改革で単一カンパニー制に移行

2009年04月02日 / 経営

靴など衣料・日用雑貨の販売・通販事業を行うヒラキ(神戸市中央区)は4月1日、同日付の機構改革内容を発表した。従来の総合店カンパニーと専門店カンパニーを統合し、店舗販売カンパニーとし、傘下に総合店事業部、専門店事業部を新設する。店舗販売カンパニー社長には錦戸美隆・旧総合店カンパニー社長が就任した。

ヒラキの専門店カンパニーは昨年4月より1カンパニーとしてスタートし、婦人靴専門店としてイオンモールなどの大型ショッピングセンターなどに出店。目的だったカンパニー間の相乗効果は、総合店カンパニーと専門店カンパニーの婦人靴の共同開発、商品力強化で利益率の改善が進み、相乗効果が生まれ始めている。

しかし、出店のターゲットであるショッピングセンターを運営する企業の事業環境の変化を受け、専門店事業は当面、既存店舗の活性化を図りつつ、総合店カンパニーとの共同商品開発で生産ロットを拡大。これで原価の低減を図り、出店も立地を吟味しながら行う。

このため、専門店カンパニーは総合店カンパニーの婦人靴部門と共同運営を行い、商品、人員面などでより相乗効果が生まれると判断し、今回の総合店カンパニーと専門店カンパニーの統合を決定した。

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