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ファミリーマート/料金収納代行払込票を盗難

2009年12月09日 / 経営

ファミリーマートは12月8日、6日に料金収納の払込票が店舗からの回収中に盗難に遭ったと発表した。払込票に基づき支払われた料金は、店舗で受付けた時点で収納処理が完了しており、現時点で払込票の顧客情報が悪用されたという報告はないとしている。
 
事件は6日の16時50分頃、大阪府摂津市のファミリーマート正雀駅東口店付近で発生した。店舗の近くに配送車両を駐車し、ドライバーが商品搬入と同時に同店の払込票などの入った専用回収バッグ(施錠済み)を回収し、17時頃に車両内に固定された収納ケースに施錠して保管した。その後ドライバーは配送車両も施錠し、再度同店で商品搬入に使用する通い箱を回収するため配送車両を離れた。

ドライバーは18時50分頃に配送センターに帰着したが、配送車両の助手席側のキーシリンダーが破壊され、収納ケースにこじ開けられたような破損部分があり、ファミリーマート正雀駅東口店と茨木横江店の専用回収バッグが紛失していることが判明した。

ファミリーマートは地元の警察署に被害届を提出し、関係者で近隣地域を手分けして捜索しているが、8日の時点では発見されていない。盗難に遭ったのは正雀駅東口店と茨木横江店で5日10時頃から6日10時頃に料金収納を行った払込票35件。払込票の種類により、氏名のみ、氏名・住所、または識別コードが記載されている。収納ケースには現金、金券などは入っていなかった。

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