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阪急阪神百貨店/機構改革

2009年10月02日 / 経営

エイチ・ツー・オーリテイリングは10月2日、1日付の阪急阪神百貨店の機構改革を発表し、営業政策室を営業政策グループに改称、マーケティング部をマーケティング室に改称し、マーケティング部と営業企画部を新設する。

営業企画部は通販プロジェクト、アズユー、その他社会的ニーズに対応する営業施策上の提案(売却商品の下取り・インフルエンザ対策売場の提案等)を行う。MD政策部をMD政策室に改称し、現行の役割にセントラルMD推進事務局、商品開発推進事務局、ユニットの組織編成、ユニット利益管理の機能を付加し明確化する。

梅田3事業部の改編では。梅田事業販売促進部は梅田エリアの阪急百貨店本店、メンズ館、阪神百貨店本店の販促・宣伝活動を担い、販促計画部を新設。梅田事業顧客サービス部は顧客サービス企画部、顧客案内情報部を新設し、顧客サービス企画部は両本店のパブリックサービスのあり方を企画する。顧客案内情報部は店内放送、電話交換、売場の移動情報管理を行う。梅田事業店舗運営部は販売業務運営部、カード運営部を新設し、販売業務運営部は催場の販売員の運用計画と管理を行う。このカード運営部新設に伴い、阪急本店・阪神本店のカード運営部は廃止する。

また支店の商販体制では、ファッション事業商品部支店店舗担当に営業政策部を新設し、マーケティング、ワールドコンセプト策定、セントラルMD推進、商品開発の役割を担うこととした。各店のMD推進のため商品部長、バイヤーを各店に配置する。

並行して阪急本店縮小のため、販売部の再編・名称変更を実施。婦人服第1営業統括部の各部を再編し、アダルト・ミドル婦人服販売部、シニア・フォーマル婦人服・婦人肌着・催事販売部、L&Tサイズ婦人服販売部を設置する。婦人服飾品営業統括部のアクセサリー販売部、シーズン雑貨販売部を再編し、アクセサリー・シーズン雑貨販売部を設置。フード営業統括部は洋菓子・ベーカリー販売部、グロッサリー・日配品・リカー販売部を再編し洋菓子・ベーカリー・グロッサリー・日配品・リカー販売部を設置する。一方レストラン部は廃止。リビング・呉服・催事営業統括部の美術・趣味用品販売部、呉服部を再編し、美術・呉服・趣味洋品販売部を設置したほか、イングス・子供服営業統括部のウェルネス販売部を廃止した。

部門の廃止では、マーケティング部アズユー担当と梅田両本店店舗運営部の営業支援部を廃止し、営業支援部、業務部を庶務業務部に再編。外商事業部御得意様外商部建装カンパニー部を廃止した。

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