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ラオックス/中国・蘇寧電器など2社が25億円増資引き受け

2010年08月16日 / 経営

ラオックスは8月16日、第三者割当増資によって、25億円を資金調達すると発表した。

このうち16億円については、首都圏に旗艦店となる大型店舗1店舗ほかを、ことしから来年にかけて出店するための費用に充てる。3億円を中国出店事業に、4億円を年末商戦に向けた仕入強化などに使用する。また、2億円を借入金返済に充てる。

今回の増資は、蘇寧電器の100%孫会社と日本観光免税の2社に対して、全株を割り当てる。蘇寧電器の100%孫会社の持株比率は27.20%から33.80%に、日本観光免税は23.80%から25.02%に上昇する。

ラオックスは、昨年8月に中国家電量販店最大手の蘇寧電器、海外からの顧客誘致と商品販売のノウハウを有する日本観光免税との間で、資本提携を結んでいる。

当初は金融機関からの借り入れ調達を検討したが、9期連続の赤字にあることなどから、手元流動性の改善を図る必要を考え、第三社割当増資を行うことを決めた。

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