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東急ストア/駅前立地を意識した既存店改装に注力

2010年09月06日 / 店舗経営

東急ストアが、駅前立地を意識した既存店を改装を進めている。8月に不動前東急ストア(東京都品川区)と都立大学東急ストア(東京都目黒区)を改装した。

店舗改装のコンセプトは、コンビニ需要型(即食性)商品とスーパーマーケット型(素材型)商品の配置換えとなっている。

改装店舗はどちらも高架下立地で、不動前店は店舗の入り口に果物、惣菜、パン、菓子を集積し、後半に精肉・鮮魚・日配品・調味料を配置した。都立大学店は、1階に惣菜、サラダ、パン、飲料、カップスープを配置、2階にその他の素材系商材を配置した。

木下雄治社長は、「駅前立地店舗の主要顧客である有職主婦は、帰宅して着替えと化粧を落とし、夕食を作るまで、ほぼ1時間程度の時間しかかけていない。即食に対応した商品を買いやすい場所へ配置することで店舗の利便性を高める」という。

9月7日に白金台東急ストア(東京都港区)を改装するが、こちらは高架下店舗ではないため、オードブルとワインの組み合わせのように食卓のシーン別の陳列を強化するという。下期は東京都内を中心に数店舗の店舗改装を計画している。

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